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活動報告-地元

国会 講演・会合

地元

2007年6月13日

 本日、第57回日本病院学会が開催されますことを、心からお慶び申し上げます。また藤原秀臣日本病院学会長におかれましては、土浦協同病院病院長として、また、社団法人日本病院会茨城県支部支部長として、日頃から地域医療の質の向上のためにご尽力を頂いており、その献身的なご努力には、心から敬意を表します。藤原学会長にお招きいただき、本席に参加させていただきました御礼と併せまして、一言、ご挨拶を申し上げます。

 現在、我が国は、世界に例をみない少子高齢化、人口減少社会が進行しており、その中で、グローバル化や環境との調和にも実質的に応える経済システムの構築が、早急な課題となっております。この急速なグローバライゼーションと経済の市場主義化傾向の中で、私どもは、我が国の毅然とした進路を国民に示すことが極めて大事であると考えております。

 こうした社会状況の激変の中、わが国の医療もまた、大きく変わりつつあります。現在、医療の標準化や情報化、診療内容の開示と情報提供等が国民から強く求められるようになりました。このため、今、医療システム自体の抜本的な構造改革が求められております。

 医療システムの構造改革の具体的な方向性は、国民一人ひとりに直結する重要課題であります。今後、医療関係者としては、医療システムの将来的な姿を明らかにするとともに、国民の皆様のご理解を得ながら進めていく必要があります。特に、医療保険制度のあり方、高齢化のピーク時を視野に入れた高齢者医療のあり方、さらには医療環境の変化に対応した診療報酬のあり方等は、医療システム構造改革にとって、極めて重要かつ基本的な軸となっております。

 また、率直に申し上げて、医療に対する国民の信用は決して高いとは言えないのではないでしょうか。医療の信頼性回復は、第一義的な課題であります。しっかりした医療と患者の信頼が、よりよい医療を確立するためのキーコンセプトであると感じております。例えば、セカンドオピニオンは、米国ではインフォームド・コンセントとともに、「“信頼”という車の両輪」でありますが、こうした信頼性を担保するためのシステム改革が、今後の医療の向上に大きな鍵を握っていると考えております。

 最後に「日本病院学会」が、実りある盛大な学会になりますよう、益々のご発展と、関係者の皆様方のご健康とご活躍を祈念致しまして、お祝いの言葉と致します。

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